良い感じに

多分ここのブログ見てる人も少なくなってきた頃合いだと思うので、またぽつぽつとくだらないことを書いていこうと思います。
見られたくないってわけじゃないんだけど、SNSとみたく常に見られている意識が必要な場ではなかなか肩の力を抜いて独り言もいえないもので。
いや、けっこう好き勝手呟いてる方ですけれどもそれはともかく！

就職活動、難航しています。
何を話すにも切っては切れない話題なので先に書いておくと、未だ光明は見えていません。
色々落ち込むことも思う事も多いけれど、その中でも一番心を揺さぶられた、というか正直泣くほど嫌だったことがありました。
それは志望度の高い企業からの落選通知をもらった時とか、選考時に企業の方が投げかけた厳しい言葉についてではありません。
採用情報を検索していた時に、一緒にヒットした某知恵袋の質問の一つがふと目についたことでした。
簡単にまとめると、いわく「未だ内定をもらえてないから死にたい」という内容でした。
それを見た瞬間、目頭が熱くなって気付いたら泣いてました。
同情心とか共感じゃなく、耐えがたい「怒り」による涙がぼろぼろ出ました。
就職活動やってきて泣くほどのことなんか一度もなかったのに、たかが知恵袋に…！

私はいつも何かあったとき、決断する時、「それで死ぬわけじゃないんだし」という基準で行動に移すことが多いです。
人生死ななかったら官軍だとおもっているので(勿論自分が許容できる最低のラインというのは存在するにしても)、死にたいと本気で思っている人の気持ちはわかってあげられないというのが正直なところです。
多分そう思うのには中学時代に急死した父がいることも関係しているのかもしれませんが、自分でも何故そんな頑なに嫌悪しているのかまだ結論が出ていないので細かいことは置いておきます。

私の中の基準では、最悪の場合就職失敗しても「それで死ぬわけじゃないんだし」の範囲内です。
それが私が客観的に見て今ひとつ必死さに欠ける原因なのかもしれませんが…
それでも、知恵袋の人にはそんなことであなたの命を失うほどのことではないんだと怒りたかったんだと今やっと冷えた頭で考えています。

世の中の全ての人間が正規ルートからのスタートではないことを、その人は知らないのか、はたまた許容できないのか、周りが認めないのか……
人のことをとやかくいえる立場にはないけれど、本人は真剣に悩んでて相談する人もいなかったのかもしれないけれども、身勝手ながら怒りがこみあげてしまったという話でした。


私も人間だから理不尽に怒る時もあるよ。
だがその怒りの大半は先方に怒りとして受け止められてない可能性が高いだけで。
なんだろう、隣の庭で犬がきゃんきゃんいうとるわーくらいの感覚で受け止められてるんだろうか。
次の日には忘れる程度の怒りだから別にかまわないんだけど、ある友人に「怒ったところみたことない」といわれたときは「君の前で、君に対してじゃないけどキレてすごいまくしたてたことあるよ！？」とびっくりしたことがありまして…

ところで京極夏彦の「死ねばいいのに」読みたいなぁと思った。
でもナイーブな子にそれいうと真に受けちゃうか逆上してこっちに殴りかかってくる可能性があるから実際にはなかなかいえない言葉だなぁと思います。
とかいいつつ自分に対してはけっこう軽い調子でばんばん言ってますますけど。
あぁもう自分死ねばいいのに！生きるけど！

あとくたばれ！はいう。
ほんと人のこといえないな…