「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」、読み終わりました。
とりあえず、感無量。
私は本当に好きな本は無理に薦めようとしない派なので、「お薦めです」とはいいません。
でも、良い本でした。とだけ言います。
・・・・いや、でもなんか叫びたい気持ちなので続きに本の内容についてありったけ語っておきます。
とりあえず、感無量。
私は本当に好きな本は無理に薦めようとしない派なので、「お薦めです」とはいいません。
でも、良い本でした。とだけ言います。
・・・・いや、でもなんか叫びたい気持ちなので続きに本の内容についてありったけ語っておきます。
※以下、本読んでない人にはかなり優しくない内容。説明一切なし。それでもよければどうぞ。
海野藻屑が死んでしまった。
何となく、物語の中盤でわかってはいたんですが、本当に死んでほしくなかった・・・
彼女が死んだと、「死んだ」という三文字が表記されているのを見た瞬間に泣きそうになりました。彼女、すごく好きだったんですよ・・・・「ぼく」っていう主語で、甘い砂糖菓子の弾丸ばっかり撃って、要はうそつきの夢想家で、でも誰より好きな人に忠実で・・・私が幼い成りたかった自分の姿まんまで、本当、好きだったんです。大好きだったんです。けど、死んじゃいました。今になって涙出てきた。遅いですよ水分循環。
なぎさちゃんじゃないけれど、海野藻屑が海の底で人魚に戻ってくらしてることを切に願う。本当に。
・・・この本、何かと私のツボをついてきてくれました。
海野藻屑という登場人物もそうなんですけど・・・・びっくりしたのは、最近私が気になっているモノがほとんど出たことですね。、「スットクホルム症候群」とか。
もっとびっくりしたのは、アレです、「ルージュの舞台」に出したあの質問を、文中で出されていたことですね。
やられたー・・・!何だよ、すごい詳しく載ってんじゃんこれ。この本既読の方が、ルージュ読んだらぜったい元ネタだと思われそうだ。・・・今のうちに言っときますが、元ネタは姉です。この本じゃないですよ。でも読んだからにはちょっと引用とかさせてもらおうかなぁ。(せこい)ルージュも、結構架橋ですし。伏線回収しなくちゃ。
今は私もなぎさのように実弾ばっか求めてますが、実際のところ根底は海野藻屑のように馬鹿みたいに甘ったるい、砂糖菓子の弾丸ばかり撃ってましたね。今思えば、よく周りの子ひかないでくれてましたね。びっくり。明らかに変な子だっただろうに・・・どの辺かどうかは言うとまたアレなので、言いませんが、とりあえず小学6年まで別世界の存在を信じていた、とだけ言っときましょう。うーん、十分ヤバイか。まぁ、いいや。
現在は、昔の自分に戻ろうと頑張っています。
小説書くときだけは、昔の自分がちょっと戻ってくるので、書くのが止められません。
あの小さい子(=昔の私。いや、昔はミクロだったんですよ)に手ひいてもらいながら歩いてる状態なんですね、私の文章は。常に過去の遺産に頼る。
いつかふたつの歩調が合えば、いいなぁと思う。
でも昔の私は生活力・協調性・慈悲その他諸々皆無なのでどうしたもんか。・・・上手くブレンドされればいいんですがねぇ。
未だにこの本を図書館で借りて済まそうとしていた自分が信じられない。お前は悪魔か!こんな素敵な本を買わなかったらもう只の成金だ!とひたすら過去の自分を罵倒。買ってよかった・・・・!幸せです。いや、同時に不幸せですが。だって藻屑が・・・!藻屑が・・・・!
恒例儀式。「ごちそうさまでした」とは今回いえないです。
とりあえず、桜庭先生に感謝の辞を。ありがとうございました。
後は綺麗に本棚に仕舞います。それで読書は完了。
海野藻屑に会いたくなったらまた取り出します。
結末の知れている、ひと時の幻のような復活の呪文ではあるけれど、ページをさかのぼれば彼女は生きてるんですよね。当たり前だけど、不思議だなぁ。
物語が終わってほしくない。と思うのは久々。良い本の証拠ですね。
海野藻屑が死んでしまった。
何となく、物語の中盤でわかってはいたんですが、本当に死んでほしくなかった・・・
彼女が死んだと、「死んだ」という三文字が表記されているのを見た瞬間に泣きそうになりました。彼女、すごく好きだったんですよ・・・・「ぼく」っていう主語で、甘い砂糖菓子の弾丸ばっかり撃って、要はうそつきの夢想家で、でも誰より好きな人に忠実で・・・私が幼い成りたかった自分の姿まんまで、本当、好きだったんです。大好きだったんです。けど、死んじゃいました。今になって涙出てきた。遅いですよ水分循環。
なぎさちゃんじゃないけれど、海野藻屑が海の底で人魚に戻ってくらしてることを切に願う。本当に。
・・・この本、何かと私のツボをついてきてくれました。
海野藻屑という登場人物もそうなんですけど・・・・びっくりしたのは、最近私が気になっているモノがほとんど出たことですね。、「スットクホルム症候群」とか。
もっとびっくりしたのは、アレです、「ルージュの舞台」に出したあの質問を、文中で出されていたことですね。
やられたー・・・!何だよ、すごい詳しく載ってんじゃんこれ。この本既読の方が、ルージュ読んだらぜったい元ネタだと思われそうだ。・・・今のうちに言っときますが、元ネタは姉です。この本じゃないですよ。でも読んだからにはちょっと引用とかさせてもらおうかなぁ。(せこい)ルージュも、結構架橋ですし。伏線回収しなくちゃ。
今は私もなぎさのように実弾ばっか求めてますが、実際のところ根底は海野藻屑のように馬鹿みたいに甘ったるい、砂糖菓子の弾丸ばかり撃ってましたね。今思えば、よく周りの子ひかないでくれてましたね。びっくり。明らかに変な子だっただろうに・・・どの辺かどうかは言うとまたアレなので、言いませんが、とりあえず小学6年まで別世界の存在を信じていた、とだけ言っときましょう。うーん、十分ヤバイか。まぁ、いいや。
現在は、昔の自分に戻ろうと頑張っています。
小説書くときだけは、昔の自分がちょっと戻ってくるので、書くのが止められません。
あの小さい子(=昔の私。いや、昔はミクロだったんですよ)に手ひいてもらいながら歩いてる状態なんですね、私の文章は。常に過去の遺産に頼る。
いつかふたつの歩調が合えば、いいなぁと思う。
でも昔の私は生活力・協調性・慈悲その他諸々皆無なのでどうしたもんか。・・・上手くブレンドされればいいんですがねぇ。
未だにこの本を図書館で借りて済まそうとしていた自分が信じられない。お前は悪魔か!こんな素敵な本を買わなかったらもう只の成金だ!とひたすら過去の自分を罵倒。買ってよかった・・・・!幸せです。いや、同時に不幸せですが。だって藻屑が・・・!藻屑が・・・・!
恒例儀式。「ごちそうさまでした」とは今回いえないです。
とりあえず、桜庭先生に感謝の辞を。ありがとうございました。
後は綺麗に本棚に仕舞います。それで読書は完了。
海野藻屑に会いたくなったらまた取り出します。
結末の知れている、ひと時の幻のような復活の呪文ではあるけれど、ページをさかのぼれば彼女は生きてるんですよね。当たり前だけど、不思議だなぁ。
物語が終わってほしくない。と思うのは久々。良い本の証拠ですね。
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自己紹介:
炭酸さえあれば割と日常に不自由しない、そんな人物です。
最近寝過ぎてついに20時間睡眠達成した。これはしぬかもしれない。
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